エアコンのドレンホースの掃除方法や汚れ防止法についてご紹介
夏はエアコンが大活躍しますよね。そんなエアコンですが、水漏れや臭いなどのトラブルに悩まされていませんか?
もしかしたら、エアコンのドレンホースが原因かもしれません。
ドレンホースが汚れていると、エアコンのトラブルを引き起こすことがあるので、定期的に掃除することが大切です。
そこで、今回はエアコンのドレンホースの掃除方法についてご紹介します!
ドレンホースとは、エアコンの室内機から発生する水を、室外へと出すための排水管です。
エアコンは部屋の暖かい空気を吸い込み、空気中に含まれた熱を外に排出することで、温度を調節する仕組みです。その過程で空気が冷やされると、空気中の水蒸気が水滴となり、エアコン内部に水が溜まってしまいます
ドレンホースはエアコンの運転中に発生した水分を、屋外へ排水してくれます。したがって、エアコンには欠かせない部品なんです!
しかし、ドレンホースから排水される水には、空気中からエアコン内へ取り込まれたホコリも含まれています。エアコンを長く使うと、ホース内にホコリやゴミが流れて、つまりやすくなるんです。
ゴミが溜まりドレンホースが詰まってしまうと、水が排出されないため逆流してしまい、大量に水が垂れてきます。これがエアコンが水漏れする原因です。
エアコンの水漏れ、臭いのトラブルを防ぐためにもドレンホースの掃除が必要ですね!
ドレンホースは室外機の近くに設置されています。
設置場所によっては室外機の下からホースが出ている場合もあり、どこの場所にあるか分かりにくいかもしれません。
そんな時は、室外機の周辺にある「先端に穴のあいた蛇腹(じゃばら)状のホース」が出ていないか探してみてください。
ドレンホースが見つからない場合は、室内機と室外機をつないでいる配管をたどっていくと見つけられますよ!
ドレンホースの場所が分かったところで、内部の掃除をしていきましょう!
1.エアコンの電源を切る
エアコンが作動したまま作業をすると、故障してしまうことがあります。
また、感電といった危険な事故を引き起こしてしまうこともあるので、必ず電源を切っておきましょう。
2.ホース内の大きなゴミを取り除く
掃除機をかける前に、割り箸でゴミを取り除きます。ホースの中に大きなゴミや水が残っていると、掃除機が故障する原因になるので注意してください!
3.ドレンホースの先端に布や防虫キャップを
ドレンホースの先端に布を巻きつけ、ゴムで止めます。
4.ドレンホース先端に掃除機をつけて吸い込む
ドレンホースの先端が上向きになるように持ったら、掃除機の吸い込み口をドレンホースの先端部分に押し当て、つなぐように持ちます。
掃除機のスイッチを入れたら、3秒ほどで掃除機を離すことがポイントです。
長く吸い続けると掃除機に水が入り、故障の原因になってしまうので注意しましょう!
5.掃除機をドレンホースから離して下に向け、溜まった水を出す
吸い取り後は布にゴミが付着し、ホースから水が出てくので、詰まりを解消することができますよ!
ドレンホースの先端は、ゴミの付着や虫の侵入を防ぐために、地面につかない状態で設置しましょう。
ホースの先端が上向きになっていたり、途中に傾斜がある状態だと、スムーズに排水ができなくなります。
また、踏みつけてホースがつぶれてたり下敷きになってしまうと詰まりの原因になるので注意してくださいね。
防虫キャップで虫などの侵入を防ぐ
エアコンを使用しない時期になると、ドレンホースから虫が入ってくる可能性があります。エアコン内に虫が入り込むと漏電が起き、火災の原因になることもあるんです...!
ドレンホースの先端が切りっぱなしの状態の場合は、防虫キャップの取り付けをおすすめします。
エアコンの設置でお困りの方は、ぜひチェックしてみてください!
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