浴室換気乾燥暖房機は温水式と電気式どっちがいい?違い・メリット・デメリットを比較
1. 浴室換気乾燥暖房機とは?
浴室換気乾燥暖房機とは、お風呂場を暖めたり、洗濯物を乾かしたり、湿気を外に出したりできる便利な機械です。
お風呂場の天井などに取り付けるタイプが多く、1台でいくつもの役割をこなしてくれます。
主に、暖房・乾燥・換気・涼風の4つの機能があります。
それぞれどのような働きをするのか、詳しく見ていきましょう。
暖房機能|寒い冬のお風呂場を暖かくする
暖房機能は、温風を出してお風呂場を暖める機能です。
冬のお風呂場は、リビングなどの暖かい部屋と比べて、寒くなっていることがあります。
そこで、入浴する前に暖房機能を使っておけば、浴室を暖めてからお風呂に入ることができます。
寒い時期でも、快適に入浴しやすくなるのがメリットです。
また、暖かい部屋から寒い浴室や脱衣所へ移動すると、急な温度変化によって体に負担がかかることがあります。
そのため、入浴前に浴室を暖めておくことは、冬場の温度差対策にも役立ちます。
ただし、浴室換気乾燥暖房機だけで脱衣所まで暖かくなるわけではないため、必要に応じて脱衣所の暖房も考えましょう。
乾燥機能|雨の日でも洗濯物を乾かせる
乾燥機能は、温風などを使って浴室の洗濯物を乾かす機能です。
雨の日や梅雨の時期、花粉が多い季節など、外に洗濯物を干しにくいときに便利です。
浴室の中に洗濯物を干して乾燥機能を使えば、天気を気にせず洗濯物を乾かせます。
また、洗濯物を室内に干す場所が少ない家庭でも、浴室を洗濯物干し場として活用できます。
ただし、洗濯物の量や厚さ、浴室の広さ、湿度などによって乾くまでの時間は変わります。
洗濯物を乾かすときは、洗濯物同士の間隔を空け、浴室内の水滴を減らしておくと乾きやすくなります。
換気機能|浴室にこもった湿気を外に出す
換気機能は、浴室にたまった湿気や空気を外へ排出する機能です。
お風呂に入ったあとの浴室には、たくさんの水蒸気が残っています。
そのまま湿気が多い状態が続くと、壁や天井などにカビが発生しやすくなります。
そこで換気機能を使えば、浴室内の湿った空気を外に出し、湿気を減らすことができます。
カビの発生を抑えるためには、入浴後に換気を行い、浴室を乾きやすい状態に保つことが大切です。
ただし、換気するだけでカビを完全に防げるわけではありません。
壁や床に残った水滴を取り除いたり、汚れをこまめに掃除したりすることも大切です。
涼風機能|暑いときに風を送る
涼風機能は、浴室に風を送り、入浴中の暑さをやわらげる機能です。
夏場のお風呂場は、湿気や熱がこもって暑く感じることがあります。
そんなときに涼風機能を使うと、風が体に当たり、暑さをやわらげるのに役立ちます。
ただし、一般的なエアコンのように冷たい空気を作る機能ではありません。
そのため、浴室全体の温度を大きく下げるというより、風を送って涼しく感じやすくする機能と考えるとわかりやすいでしょう。
2. 温水式と電気式の違いとは?

浴室換気乾燥暖房機には、大きく分けて**「温水式」と「電気式」の2種類**があります。
どちらも、お風呂場を暖めたり、洗濯物を乾かしたりするために使われますが、熱を作る仕組みが違います。
簡単にいうと、温水式は温めたお湯の熱を使うタイプ、電気式は電気の力で熱を作るタイプです。
それぞれの仕組みや特徴を、詳しく見ていきましょう。
温水式とは?温めたお湯の熱で浴室を暖めるタイプ
温水式は、熱源機で温めたお湯を使って、お風呂場を暖めるタイプです。
熱源機とは、お湯を温めるための機械のことです。
たとえば、ガスなどを使ってお湯を温める機械があり、そのお湯を浴室換気乾燥暖房機まで送ります。
浴室換気乾燥暖房機は、お湯の熱を利用して温風を作り、その風を浴室に送り出します。
温水式の仕組みは、次のような流れです。
-
熱源機でお湯を温める
-
温めたお湯を配管を通して浴室まで送る
-
浴室換気乾燥暖房機がお湯の熱を利用する
-
温風を出して浴室を暖める
このように、温めたお湯の熱を利用して浴室を暖めるのが、温水式の特徴です。
温水式は、床暖房などに使う熱源機と組み合わせて設置されることもあります。
ただし、すべての温水式が床暖房と同じ熱源機を使えるわけではありません。
対応する熱源機や配管が必要になるため、設置する前に確認することが大切です。
電気式とは?電気の力で熱を作るタイプ
電気式は、電気の力を使って熱を作り、お風呂場を暖めるタイプです。
多くの機種では、電気ヒーターで空気を温め、ファンを使って温風を浴室に送り出します。
電気ヒーターとは、電気を使って熱を作る部品のことです。
電気式の仕組みは、次のような流れです。
-
電気の力で熱を作る
-
電気ヒーターなどで空気を温める
-
ファンで温かい空気を送り出す
-
温風で浴室を暖める
イメージとしては、電気ストーブやドライヤーのように、電気の力で熱を作り、温かい風を送り出す仕組みです。
ただし、電気式にもいくつかの種類があり、すべての機種が同じ仕組みというわけではありません。
また、電気式は温水式のように温水を送るための配管が必要ないため、温水設備がない家でも設置を検討しやすいのが特徴です。
ただし、機種によっては専用の電気回路や電源工事が必要になります。
どちらがよいかは、家にある設備や浴室の広さ、使い方によって変わります。
浴室換気乾燥暖房機を選ぶときは、温水式と電気式の仕組みだけでなく、設置費用や暖房能力、光熱費も比べて、自宅に合ったタイプを選びましょう。
3. 温水式と電気式を比較!

温水式と電気式には、それぞれ違った特徴があります。
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比較するポイント |
温水式 |
電気式 |
|---|---|---|
|
暖める仕組み |
温めたお湯の熱を使う |
電気の力で熱を作る |
|
取り付けに必要な設備 |
対応する熱源機や温水配管など |
機種に合った電源など |
|
取り付け工事 |
配管などの工事が必要になる場合がある |
電源工事などが必要になる場合がある |
|
暖房の使い心地 |
機種や能力によって異なる |
機種や能力によって異なる |
|
おすすめの選び方 |
温水設備がある家など |
新しく導入したい家など |
温水式と電気式のどちらが優れているかは、一概にはいえません。
浴室の広さや使い方、家にある設備によって、向いているタイプが変わります。
4. 温水式のメリット・デメリット

温水式のメリット
温水式には、次のようなメリットがあります。
① 暖房能力の高い機種を選べる
温水式には、浴室をしっかり暖められる能力の高い機種があります。
冬のお風呂場が寒くて困っている方は、暖房能力を比較しながら選ぶとよいでしょう。
ただし、暖かさは機種の性能や浴室の広さなどによって変わります。
② 温水設備を活用できる場合がある
家に対応する熱源機や温水配管がすでにある場合、それらを活用できることがあります。
そのため、今ある設備を利用できるか確認してみるのがおすすめです。
温水式のデメリット
一方で、温水式には注意したい点もあります。
① 対応する設備が必要になる
温水式を使うには、温水を作る熱源機や、お湯を送るための配管などが必要です。
家に必要な設備がない場合は、追加工事が必要になることがあります。
② 設置費用が高くなる場合がある
新しく熱源機や配管を設置すると、その分の工事費用がかかります。
本体の価格だけでなく、取り付けに必要な費用も確認しておきましょう。
5. 電気式のメリット・デメリット

電気式のメリット
電気式には、次のようなメリットがあります。
① 温水設備がなくても設置できる場合がある
電気式は、温水を作る熱源機や温水配管を必要としません。
そのため、温水式の設備がない家でも、電源や設置条件が合えば導入できます。
② 設備を比較的シンプルにできる
温水を送る配管を新しく設置する必要がないため、条件によっては工事内容をシンプルにできる場合があります。
ただし、電気工事や天井の加工などが必要になることもあります。
電気式のデメリット
電気式にも、知っておきたい注意点があります。
① 電気代がかかる
暖房や乾燥機能を使うと、電気を消費します。
使用時間や機種によって電気代が変わるため、長時間使う場合は消費電力も確認しておきましょう。
② 機種によって暖房能力が違う
電気式でも、機種によって浴室を暖める力は異なります。
浴室の広さに合ったものを選び、暖房能力や乾燥機能を確認することが大切です。
温水式と電気式は何が違う?簡単におさらい
ここまで紹介したように、温水式と電気式では、熱を作る方法が違います。
-
温水式: 温めたお湯の熱を使って浴室を暖める
-
電気式: 電気の力で熱を作って浴室を暖める
温水式は、対応する熱源機や配管が必要です。
一方、電気式は温水設備がなくても設置できる場合がありますが、機種に合った電源などが必要になります。
6. 温水式と電気式、どちらがおすすめ?

温水式がおすすめの人
温水式の浴室換気乾燥暖房機は、温めたお湯の熱を使って浴室を暖めるタイプです。
では、どのような人に向いているのでしょうか。
① 家に温水式の設備がある人
すでに家に温水式の床暖房などがあり、対応する熱源機や配管が使える場合は、温水式を検討しやすくなります。
新しく設備を用意する必要がなければ、工事費用を抑えられる可能性もあります。
ただし、今ある熱源機が浴室換気乾燥暖房機に対応しているか、事前に確認することが大切です。
② 冬のお風呂場をしっかり暖めたい人
冬のお風呂場は、リビングなどの暖かい部屋と比べて、寒く感じることがあります。
温水式には、浴室を暖める能力の高い機種もあるため、冬場の寒さが気になる人や、暖房性能を重視したい人に向いています。
ただし、暖かさは機種の性能や浴室の広さ、断熱性能などによって変わります。
購入するときは、浴室の広さに合った暖房能力があるかを確認しましょう。
③ 暖房をよく使う予定の人
冬場に毎日お風呂に入る前に暖房を使いたい人は、温水式も選択肢のひとつです。
ただし、温水式だから必ず電気式より光熱費が安くなるわけではありません。
本体価格や工事費用だけでなく、毎月のガス代や電気代なども考えて選ぶことが大切です。
④ 熱源機や配管も含めて導入を考えている人
浴室のリフォームなどに合わせて、温水式の浴室換気乾燥暖房機を導入したい人にも向いています。
新しく設備を設置する場合は、熱源機や配管の工事が必要になることがあります。
そのため、浴室換気乾燥暖房機本体だけでなく、必要な設備や工事費用をまとめて確認することが大切です。
電気式がおすすめの人
電気式の浴室換気乾燥暖房機は、電気の力を使って熱を作り、浴室を暖めるタイプです。
温水を送るための配管が必要ないため、温水式の設備がない家でも導入を検討しやすいという特徴があります。
それでは、どのような人に向いているのでしょうか。
① 温水式の設備がない人
家に温水式の熱源機や配管がない場合は、電気式を検討してみましょう。
電気式は温水設備を必要としないため、対応する電源や取り付け条件が整っていれば、導入できる場合があります。
温水式の設備を新しく設置する必要がないことは、電気式のメリットのひとつです。
ただし、機種によっては専用の電気回路や電源工事が必要になるため、事前に確認しましょう。
② 温水配管を新しく設置したくない人
温水式を新しく設置する場合、温水を送るための配管などが必要になることがあります。
一方、電気式は温水配管を必要としません。
そのため、温水を送るための配管工事を避けたい人に向いています。
ただし、電気式でも本体の取り付けや電気工事、天井の加工などが必要になる場合があります。
必ずしも工事が不要になるわけではないため、取り付けにかかる費用を確認しておきましょう。
③ 今ある設備に合った機種を選びたい人
現在使っている浴室換気扇を交換したい場合は、電気式の浴室換気乾燥暖房機を検討する方法があります。
ただし、今使っている換気扇が電気式だからといって、どの電気式の機種でも取り付けられるわけではありません。
電源の種類や天井の開口サイズ、排気ダクトの位置などを確認し、設置できる機種を選ぶことが大切です。
購入前に、専門の業者に取り付け可能か確認してもらうと安心です。
④ 工事内容をできるだけシンプルにしたい人
電気式は、温水式のように熱源機や温水配管を用意する必要がありません。
そのため、設置条件によっては、工事内容を比較的シンプルにできる場合があります。
ただし、浴室の状態や電源の位置によっては追加工事が必要になることもあります。
本体価格だけで判断せず、取り付け工事を含めた総額で比較することをおすすめします。
温水式と電気式は、どちらを選べばいい?
温水式と電気式には、それぞれ違った特徴があります。
簡単にまとめると、次のとおりです。
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温水式: すでに対応する温水設備がある人や、暖房性能を重視して選びたい人に向いています。
-
電気式: 温水設備がない人や、温水配管を新しく設置せずに導入したい人に向いています。
ただし、どちらがよいかは、家にある設備や浴室の広さ、使い方によって変わります。
また、暖房能力や光熱費、工事費用も機種によって異なります。
自宅に必要な設備があるか、どのくらいの費用がかかるかを確認したうえで、自分の家に合ったタイプを選びましょう。
7. 浴室換気乾燥暖房機の光熱費はどちらが安い?

浴室換気乾燥暖房機を選ぶときに、気になるのが毎月の光熱費です。
温水式と電気式では、熱を作る仕組みが違うため、使うエネルギーや費用にも違いがあります。
温水式は、ガスなどで温めたお湯の熱を使って浴室を暖めるタイプです。
一方、電気式は、電気の力を使って熱を作り、浴室を暖めます。
では、温水式と電気式では、どちらの光熱費が安いのでしょうか?
実は、どちらが安いかは、機種や使い方、電気・ガスなどの料金によって変わります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
温水式の光熱費は?
温水式は、熱源機でお湯を温め、その熱を使って浴室を暖めます。
そのため、熱源機で使うガスや電気などの費用に加えて、温水を循環させるポンプなどの電気代がかかる場合があります。
ただし、必要な費用は熱源機の種類や機器の仕組みによって異なります。
また、家に対応する熱源機がすでにある場合と、新しく設置する場合では、導入にかかる費用も変わります。
温水式を選ぶときは、暖房にかかる光熱費だけでなく、熱源機や配管の工事費用も確認することが大切です。
電気式の光熱費は?
電気式は、電気の力を使って熱を作り、浴室を暖めます。
そのため、暖房や乾燥機能を使うと、使用した電気の量に応じて電気代がかかります。
特に、消費電力の大きい機種を長い時間使う場合は、電気代が高くなることがあります。
ただし、電気式でも機種によって消費電力は異なります。
電気式を選ぶときは、製品の消費電力や、1時間あたりにかかる電気代の目安を確認しておきましょう。
光熱費は使い方によって変わる
温水式と電気式の光熱費は、機械の種類だけで決まるわけではありません。
たとえば、次のような使い方によっても変わります。
-
1回に何分使うか: 使う時間が長いほど、光熱費が増えやすくなります。
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1日に何回使うか: 毎日何度も使う家庭と、たまに使う家庭では費用が変わります。
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暖房と乾燥のどちらを使うか: 機能によって消費するエネルギーが異なります。
-
電気やガスの料金: 契約している料金プランやエネルギーの単価によって変わります。
-
機械の性能: 消費電力や熱源機の効率によって、必要なエネルギーの量が変わります。
たとえば、冬場に毎日暖房を使う家庭と、寒い日だけ使う家庭では、年間の光熱費に差が出ることがあります。
また、洗濯物を乾かすために長時間運転する場合も、使用する機種や運転モードによって費用が変わります。
そのため、温水式と電気式を比較するときは、同じような使い方を想定して比べることが大切です。
光熱費を比較するときは、本体価格や工事費用も確認しよう
浴室換気乾燥暖房機を選ぶときは、毎月の光熱費だけでなく、最初にかかる費用も考えておきましょう。
確認したい費用は、主に次の3つです。
① 本体価格
浴室換気乾燥暖房機そのものの価格です。
機種や暖房能力、搭載されている機能によって価格が異なります。
② 取り付け工事費用
機械を取り付けるために必要な費用です。
温水式では熱源機や配管の工事、電気式では電源工事などが必要になる場合があります。
現在の設備を利用できるかどうかによっても、費用は変わります。
③ 毎月の光熱費
暖房や乾燥などの機能を使うことで発生する費用です。
毎日使う予定なのか、必要なときだけ使うのかを考えておくと、費用を比較しやすくなります。
このように、購入するときの費用と、使い始めてからかかる費用の両方を考えることが大切です。
メーカーの仕様書で確認したいポイント
温水式と電気式の光熱費をできるだけ正確に比較したい場合は、メーカーのカタログや仕様書を確認しましょう。
特に、次の項目をチェックすると役立ちます。
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消費電力: 機械がどのくらい電気を使うかを示す数値です。
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ガス消費量など: 温水式の熱源機が、どのくらいのエネルギーを使うかを確認するための項目です。
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暖房能力: 浴室を暖める力を比較するための目安です。
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運転モードごとの消費量: 暖房と乾燥など、機能ごとのエネルギー使用量を確認します。
なお、消費電力だけを見ても、温水式と電気式の光熱費を正確に比較できるとは限りません。
温水式では、熱源機で使うガスなどの費用も考える必要があるためです。
同じ時間だけ運転した場合の費用や、1か月・1年間にかかる費用の目安を確認すると、より比較しやすくなります。
8. 交換するときに注意したいポイント

今使っている浴室換気乾燥暖房機が古くなったり、調子が悪くなったりしたときは、新しい機械への交換を考える方も多いのではないでしょうか。
交換するときは、今使っている機械と同じようなものを選べばよい、というわけではありません。
温水式と電気式の違いや、浴室の広さ、取り付ける場所などによって、取り付けできる機種が変わることがあります。
交換したあとに「取り付けられなかった」「思ったより工事費が高くなった」と困らないように、購入する前に次の4つのポイントを確認しましょう。
① 今使っている機種が温水式か電気式か確認する
まずは、今使っている浴室換気乾燥暖房機が「温水式」なのか「電気式」なのかを確認しましょう。
温水式は、別の場所にある給湯器などで温めたお湯を使って、浴室を暖めるタイプです。
一方、電気式は、電気の力で熱をつくり、浴室を暖めます。
このように、温水式と電気式では、暖める仕組みが違います。
そのため、温水式から電気式へ、または電気式から温水式へ交換する場合は、簡単に入れ替えられないことがあります。
温水式から電気式に交換する場合は、電源や配線の確認が必要になることがあります。
反対に、電気式から温水式に交換する場合は、お湯を送るための配管などが必要になることがあります。
まずは、今使っている機械のメーカー名や品番を確認してみましょう。
品番は、本体に貼られているシールなどに書かれていることがあります。
品番が分かれば、メーカーのホームページや取扱説明書で、温水式か電気式かを調べやすくなります。
今の機械と同じ方式の製品を選ぶと、交換できる機種を探しやすくなります。
ただし、同じ方式であっても、必ず交換できるとは限らないため注意しましょう。
② 浴室の広さに合った機種を選ぶ
次に、浴室の広さを確認しましょう。
浴室換気乾燥暖房機は、機種によって暖める力や乾燥できる範囲が異なります。
例えば、広い浴室に暖房能力が小さい機種を取り付けると、十分に暖まるまで時間がかかることがあります。
反対に、必要以上に大きな能力の機種を選ぶと、本体価格や使用する電気・ガスなどの費用が高くなる場合があります。
そのため、浴室の広さに合った機種を選ぶことが大切です。
機種を選ぶときは、メーカーが示している「適用浴室サイズ」などを確認しましょう。
浴室の広さだけでなく、天井の高さや浴室のつくりによっても、暖房の効き方が変わることがあります。
また、洗濯物を乾かす目的で使いたい場合は、浴室暖房だけでなく、衣類乾燥の性能も確認しておくと安心です。
家族の人数や洗濯物の量なども考えながら、使い方に合った機種を選びましょう。
③ 天井や換気口のサイズ、取り付け方法を確認する
浴室換気乾燥暖房機には、天井に埋め込むタイプや、壁に取り付けるタイプなどがあります。
また、天井に埋め込むタイプでも、機種によって本体の大きさや取り付けに必要な寸法が異なります。
そのため、今使っている機械と新しい機械のサイズや取り付け方法が合っているかを確認することが大切です。
例えば、新しい機械のほうが大きい場合や、天井の開口部分のサイズが合わない場合は、天井の加工などが必要になることがあります。
さらに、換気ダクトの位置や電源の種類、配線の状態なども確認が必要です。
温水式の場合は、お湯を送る配管が使えるかどうかも確認しましょう。
これらの条件が合わないと、追加工事が必要になったり、希望する機種を取り付けられなかったりすることがあります。
購入前に、現在の機械の品番や取り付け部分の写真を用意して、工事を依頼する会社に確認してもらうと安心です。
自分で判断するのが難しい場合は、無理に調べようとせず、専門の業者に確認してもらいましょう。
④ 本体価格だけでなく工事費用も含めて比較する
浴室換気乾燥暖房機を交換するときは、本体の価格だけで決めないようにしましょう。
本体が安くても、取り付けに必要な工事が増えると、支払う金額が高くなることがあります。
例えば、交換する機種によっては、電源工事や配線工事、天井の加工、温水配管の工事などが必要になる場合があります。
また、古い機械の取り外し費用や、取り外した機械の処分費用が別にかかることもあります。
そのため、本体価格と工事費用を合わせた総額で比較することが大切です。
見積もりを取るときは、次の項目を確認しましょう。
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新しい浴室換気乾燥暖房機の本体価格
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古い機械の取り外し費用
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新しい機械の取り付け費用
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電源や配線などの追加工事費用
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古い機械の処分費用
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その他、必要な部品や追加工事の費用
見積もりの内容が分かりにくい場合は、何の費用なのかを業者に聞いておくと安心です。
複数の業者から見積もりを取り、工事費用を含めた総額や工事内容を比べると、納得できる交換先を選びやすくなります。
浴室換気乾燥暖房機の交換は、事前の確認が大切
浴室換気乾燥暖房機を交換するときは、次の4つのポイントを確認しましょう。
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今使っている機械が温水式か電気式か確認する
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浴室の広さに合った機種を選ぶ
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天井や換気口のサイズ、取り付け方法を確認する
-
本体価格だけでなく工事費用も含めて比較する
特に大切なのは、今使っている機械の品番を確認し、交換できる機種や必要な工事を事前に調べておくことです。
機械の種類や取り付け条件によっては、希望する機種に交換できない場合もあります。
購入してから困らないように、事前に専門の業者へ相談し、自宅の浴室に合った機種を選びましょう。
9. まとめ|温水式と電気式は家の設備に合わせて選ぼう!

浴室換気乾燥暖房機には、温水式と電気式の2つのタイプがあります。
どちらも浴室を暖めたり、洗濯物を乾かしたりできる便利な設備ですが、熱をつくる仕組みや、取り付けに必要な設備が違います。
最後に、それぞれの特徴をおさらいしましょう。
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温水式:温めたお湯の熱を使って、浴室を暖めるタイプです。
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電気式:電気の力で熱をつくり、浴室を暖めるタイプです。
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温水式に必要な設備:対応する給湯器などの熱源機や、温かいお湯を送るための配管が必要です。
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電気式に必要な設備:機種に合った電源や配線、取り付け場所などの確認が必要です。
-
光熱費:機種や使う時間、電気・ガスなどの料金によって変わるため、どちらが必ず安いとはいえません。
では、温水式と電気式は、どちらを選べばよいのでしょうか。
選ぶときは、今の家にある設備と、どのように使いたいかを考えることが大切です。
例えば、冬の寒いお風呂をしっかり暖めたい場合は、暖房能力を確認してみましょう。
雨の日に洗濯物を乾かしたい場合は、衣類乾燥の性能や、乾燥にかかる時間も比べておくと安心です。
また、本体の価格だけでなく、取り付け工事にかかる費用や、使い続けるときの光熱費も確認しておきましょう。
温水式と電気式のどちらがよいかは、家の設備や使い方によって変わります。
浴室換気乾燥暖房機を新しく取り付ける場合も、今使っている機械を交換する場合も、まずは現在の設備や機種を確認することから始めましょう。
分からないことがあれば、専門の業者に相談して、取り付けできる機種や必要な工事を確認すると安心です。
浴室換気乾燥暖房機は、寒い冬のお風呂を暖めたり、雨の日に洗濯物を乾かしたりするのに役立つ便利な設備です。
それぞれの特徴を知り、自分の家や暮らしに合った機種を選びましょう。
温水式と電気式の違いを理解して、毎日の暮らしに合ったものを選びましょう。
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