浴室換気乾燥暖房機にはどんな種類がある?仕組みや違い、選び方を初心者向けに解説!
浴室換気乾燥暖房機の種類とは?

浴室換気乾燥暖房機には、大きく分けて温水式と電気式の2種類があります。
どちらも浴室を暖めたり、洗濯物を乾かしたり、湿気を外に出したりできる設備です。
ただし、温風を作る仕組みや必要な設備、設置条件などに違いがあります。
それぞれの特徴を知っておくと、自宅に合った浴室換気乾燥暖房機を選びやすくなります。
ここでは、温水式と電気式の違いについて詳しく見ていきましょう。
温水式
温水式は、温めたお湯の熱を利用して浴室を暖めるタイプです。
まず、給湯器や暖房用の熱源機で温かいお湯を作ります。
そのお湯を専用の配管を通して浴室換気乾燥暖房機まで送り、本体の中で空気を暖めます。
そして、暖められた空気を浴室に送り込むことで、浴室全体を暖かくします。
イメージとしては、温かいお湯が持っている熱を使って、ドライヤーのように温風を出す仕組みです。
また、暖房だけでなく、温風を利用して洗濯物を乾かすこともできます。
温水式には、次のような特徴があります。
-
浴室を暖めやすい: 温水の熱を利用して、浴室に温風を送ることができます。
-
洗濯物を乾かせる: 温風を利用して、雨の日や花粉が気になる日でも洗濯物を乾かせます。
-
温水設備が必要: 対応する熱源機や専用の配管が必要になります。
特に、すでに温水暖房に対応した設備がある住宅では、温水式を選びやすい場合があります。
一方で、温水式に対応した熱源機がない場合は、新しく設置するための工事が必要になることがあります。
そのため、取り付ける前に、現在の給湯器や熱源機が対応しているか確認することが大切です。
電気式
電気式は、電気の力を使って空気を暖めるタイプです。
本体の中にあるヒーターなどで熱を作り、その熱を利用して浴室に温風を送ります。
イメージとしては、電気ストーブやドライヤーのように、電気を使って温かい空気を作る仕組みです。
温水式のように温かいお湯を使わないため、温水を送るための配管は必要ありません。
そのため、温水式に対応した設備がない住宅でも、設置を検討しやすいという特徴があります。
電気式には、次のような特徴があります。
-
電気で空気を暖める: 本体内部のヒーターなどで熱を作り、浴室に温風を送ります。
-
温水用の配管が不要: 温水式のような専用配管を必要としません。
-
設置を検討しやすい: 温水暖房に対応した熱源機がない住宅でも導入できる場合があります。
-
電気代がかかる: 暖房や乾燥を使う時間が長くなるほど、電気の使用量が増えます。
また、電気式には、ヒーターの種類や暖房能力が異なる製品があります。
そのため、購入するときは本体の価格だけでなく、暖房能力や乾燥機能、消費電力なども確認することが大切です。
特に、洗濯物を乾かすために毎日長時間使う場合は、電気代も考えて選びましょう。
温水式と電気式の違いを比較
温水式と電気式は、どちらも浴室を暖めたり洗濯物を乾かしたりできますが、熱を作る仕組みや必要な設備が異なります。
それぞれの違いを表にまとめました。
|
比較項目 |
温水式 |
電気式 |
|---|---|---|
|
熱の作り方 |
温水の熱を利用 |
電気で熱を作る |
|
温水配管 |
必要 |
不要 |
|
熱源機 |
対応する設備が必要 |
基本的に不要 |
|
暖房機能 |
あり |
あり |
|
乾燥機能 |
対応機種に搭載 |
対応機種に搭載 |
|
光熱費 |
ガス代などがかかる |
電気代がかかる |
このように、温水式は温水の熱を利用し、電気式は電気で熱を作るという違いがあります。
どちらが優れているというわけではなく、住宅の設備や使い方によって適した種類が変わります。
新しく取り付ける場合や交換する場合は、設置に必要な設備や工事費用、毎月の光熱費なども比較して選びましょう。
浴室換気乾燥暖房機は設置方法によっても種類がある
浴室換気乾燥暖房機は、温水式と電気式のように熱を作る仕組みだけでなく、取り付ける場所や方法によっても種類が分かれます。
代表的なものには、浴室の天井に取り付ける「天井埋め込み型」と、浴室の壁に取り付ける「壁掛け型」があります。
それぞれ取り付け方や見た目、設置するときの条件が異なります。
そのため、新しく取り付けたり交換したりするときは、浴室の広さや天井・壁の状態などを確認することが大切です。
ここでは、天井埋め込み型と壁掛け型の特徴について詳しく見ていきましょう。
天井埋め込み型
天井埋め込み型は、浴室の天井に本体を埋め込んで取り付けるタイプです。
本体の大部分が天井の中に収まるため、浴室の中に機器が大きく出っ張らず、すっきりとした見た目になります。
また、天井から温風を吹き出すため、浴室全体に暖かい空気を届けやすいという特徴があります。
新築住宅や浴室のリフォームなどで採用されることが多く、浴室換気乾燥暖房機の中でもよく見られるタイプです。
天井埋め込み型には、次のような特徴があります。
-
見た目がすっきりする: 本体の大部分が天井の中に入るため、浴室を広く見せやすくなります。
-
天井から温風を送れる: 浴室全体に温風を届けやすく、暖房や乾燥に利用できます。
-
天井に取り付けスペースが必要: 本体を埋め込むための十分なスペースが必要になります。
-
換気ダクトとの接続が必要: 湿気を外に排出するため、換気ダクトの位置や接続方法を確認する必要があります。
ただし、天井埋め込み型は、どの浴室にも取り付けられるわけではありません。
本体を天井の中に収めるためには、天井裏に十分な高さや広さが必要です。
また、天井の材質や強度、換気ダクトの位置、電気配線なども確認しなければなりません。
特に、現在使っている換気扇から浴室換気乾燥暖房機に交換する場合は、既存の換気扇と同じ場所にそのまま取り付けられるとは限らないため注意しましょう。
壁掛け型
壁掛け型は、浴室の壁に本体を取り付けるタイプです。
天井の中に本体を埋め込む必要がないため、天井裏に十分なスペースがない浴室でも設置できる場合があります。
また、天井に大きな開口部を作る工事が不要な製品もあり、天井埋め込み型とは違った方法で取り付けられることが特徴です。
壁掛け型には、次のような特徴があります。
-
天井裏のスペースが少なくても設置できる場合がある: 天井に本体を埋め込まないため、天井裏の広さに左右されにくいタイプです。
-
天井の大きな工事を避けられる場合がある: 製品や設置条件によっては、天井に大きな開口部を作らずに取り付けられます。
-
本体が壁に出っ張る: 浴室の中に本体が見えるため、天井埋め込み型と比べると存在感があります。
-
取り付ける位置が重要: 温風が浴室全体に届くように、設置する高さや場所を確認する必要があります。
壁掛け型は、天井埋め込み型を取り付けるのが難しい浴室や、天井の工事をできるだけ少なくしたい場合などに検討されます。
ただし、壁に取り付けるための十分なスペースや強度が必要です。
また、製品によっては専用の排気口や換気用の開口部が必要になることもあります。
そのため、壁の材質や厚さ、窓やドアとの位置関係、電源や換気経路などを確認することが大切です。
特に、浴室の壁に窓がある場合や、取り付けたい場所に障害物がある場合は、設置できる位置が限られることがあります。
購入する前に、メーカーの設置条件を確認したり、専門業者に相談したりすると安心です。
天井埋め込み型と壁掛け型の違い
天井埋め込み型と壁掛け型は、どちらも浴室を暖めたり、洗濯物を乾かしたりできる製品があります。
ただし、取り付ける場所や必要な工事が異なります。
それぞれの違いをまとめると、次のとおりです。
|
比較項目 |
天井埋め込み型 |
壁掛け型 |
|---|---|---|
|
取り付け場所 |
浴室の天井 |
浴室の壁 |
|
見た目 |
すっきりする |
本体が目立ちやすい |
|
天井裏のスペース |
必要 |
基本的に不要 |
|
取り付け工事 |
天井の開口などが必要 |
壁への固定などが必要 |
|
設置条件 |
天井の高さやダクト位置など |
壁の強度や設置スペースなど |
このように、天井埋め込み型は見た目をすっきりさせたい場合、壁掛け型は天井への埋め込みが難しい場合などに検討できるタイプです。
ただし、どちらも浴室の構造や製品によって設置できる条件が異なります。
新しく取り付ける場合や交換する場合は、浴室の状態を確認したうえで、自宅に合ったタイプを選びましょう。
浴室換気乾燥暖房機の種類を選ぶときのポイント

浴室換気乾燥暖房機には、温水式や電気式、天井埋め込み型や壁掛け型など、さまざまな種類があります。
それぞれ特徴が異なるため、どれを選べばよいか迷ってしまう方もいるでしょう。
選ぶときは、熱を作る仕組みや取り付ける場所、必要な機能などを確認することが大切です。
ここでは、浴室換気乾燥暖房機を選ぶときに確認したい3つのポイントを紹介します。
熱を作る仕組みで選ぶ
まずは、温水式と電気式のどちらにするかを考えましょう。
温水式は、温めたお湯の熱を使って浴室を暖めるタイプです。
すでに温水暖房に対応した熱源機がある住宅では、その設備を利用して取り付けられる場合があります。
一方、電気式は電気の力で熱を作るタイプです。
温水を使わないため、温水用の配管や対応する熱源機が必要ありません。
そのため、温水式に対応した設備がない住宅では、電気式が選びやすい場合があります。
また、温水式と電気式では、設置に必要な設備だけでなく、光熱費にも違いがあります。
たとえば、温水式は熱源機を動かすためのガス代や電気代などがかかり、電気式は暖房や乾燥を使うと電気代がかかります。
ただし、実際の費用は機器の性能や使用時間、ガスや電気の料金によって変わります。
そのため、本体の購入費用だけでなく、取り付け工事費や毎月の光熱費も含めて比較することが大切です。
取り付ける場所で選ぶ
浴室換気乾燥暖房機には、天井埋め込み型と壁掛け型があります。
それぞれ取り付ける場所や必要な工事が違うため、今の浴室に取り付けられるタイプを選ぶことが大切です。
天井埋め込み型は、浴室の天井に本体を埋め込むタイプです。
見た目がすっきりする一方で、天井裏に本体を収めるスペースが必要になります。
壁掛け型は、浴室の壁に本体を取り付けるタイプです。
天井に本体を埋め込む必要がないため、天井裏のスペースが少ない浴室でも設置できる場合があります。
特に、今使っている換気扇や浴室換気乾燥暖房機から交換する場合は、次のような点を確認しましょう。
-
現在の機器の種類: 天井埋め込み型なのか、壁掛け型なのかを確認する
-
本体の大きさ: 交換する機器が今の設置スペースに収まるか確認する
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換気ダクトの位置: 湿気を外に排出するための配管が接続できるか確認する
-
電気配線: 新しい機器に必要な電源や配線が使えるか確認する
-
設置スペース: 天井や壁に十分な広さや強度があるか確認する
このように、浴室の状態によって取り付けられる機器は変わります。
希望する機器が必ず取り付けられるとは限らないため、購入する前にリフォーム会社や専門業者に確認してもらうと安心です。
必要な機能で選ぶ
浴室換気乾燥暖房機には、暖房や乾燥、換気など、さまざまな機能があります。
ただし、すべての機器に同じ機能が付いているわけではありません。
そのため、普段の生活でどの機能を使いたいのかを考えて選ぶことが大切です。
代表的な機能には、次のようなものがあります。
-
暖房機能: 温風を出して、寒い浴室を暖める機能です。冬場の入浴前に浴室を暖めておくことで、寒さをやわらげることができます。
-
乾燥機能: 温風などを使って、洗濯物を乾かす機能です。雨の日や花粉が気になる日など、外に洗濯物を干せないときに便利です。
-
換気機能: 浴室の湿った空気を外に排出する機能です。入浴後の湿気を減らし、カビの発生を抑えるために役立ちます。
-
涼風機能: 浴室に風を送って、入浴中の暑さをやわらげる機能です。冷房のように空気を冷たくするものではなく、風を送って涼しく感じやすくします。
たとえば、冬場の浴室の寒さが気になる方は暖房機能があると便利です。
また、雨の日でも洗濯物を乾かしたい方は、乾燥機能が付いた機器を選ぶとよいでしょう。
浴室の湿気やカビが気になる方は、換気機能も確認しておきたいポイントです。
さらに、機種によっては、乾燥時間を短くする機能や、衣類の乾燥に適した運転モードなどが搭載されているものもあります。
必要な機能をあらかじめ決めておくと、余計な機能に費用をかけず、自分の生活に合った機器を選びやすくなります。
浴室換気乾燥暖房機を選ぶときは、種類だけでなく、使いやすさや設置条件、費用なども確認しておきましょう。
まとめ:浴室換気乾燥暖房機の種類を知って自分に合ったものを選ぼう!

今回は、浴室換気乾燥暖房機の種類やそれぞれの特徴、選び方について解説しました。
浴室換気乾燥暖房機には、熱を作る仕組みによる違いや、取り付ける場所による違いがあります。
また、機種によって使える機能や必要な設置条件も異なります。
最後に、ポイントをおさらいしましょう。
-
温水式: 温めたお湯の熱を使って浴室を暖めるタイプ
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電気式: 電気の力を使って空気を暖めるタイプ
-
天井埋め込み型: 浴室の天井に本体を埋め込んで取り付けるタイプ
-
壁掛け型: 浴室の壁に本体を取り付けるタイプ
-
暖房機能: 温風を出して、寒い浴室を暖める機能
-
乾燥機能: 温風などを使って、洗濯物を乾かす機能
-
換気機能: 浴室の湿気を外に排出する機能
-
涼風機能: 風を送って、入浴中の暑さをやわらげる機能
浴室換気乾燥暖房機を選ぶときは、それぞれの種類や特徴を知り、自宅の浴室に取り付けられるか確認することが大切です。
特に、今使っている機器から交換する場合は、本体の大きさや換気ダクトの位置、電気配線なども確認しておきましょう。
また、購入費用だけでなく、取り付け工事費や毎月の光熱費も比較しておくと安心です。
使いたい機能や設置条件、費用などをしっかり確認して、自分の家や生活に合った浴室換気乾燥暖房機を選びましょう!
株式会社TrustOne.
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